アフリカ、チュニジア・ビゼルテ港へ
チュニジア・ビゼルテ港へ(Banzart)
以前、アレキサンドリア、カサブランカ、スーダン、スエズ運河等強烈な個性を持つアフリカの地、の記憶があり、惹かれて、比較的治安の良い、チュニジアへ向かいました。かってフランスの植民地だったこともあり、西欧とイスラムの混ざった、雰囲気を感じました。
余談ですが:
航海計画:予定距離約125NM、タカマミの計画速力は、毎時5NM。 所要時間25時間。海水温度、気温18C前後。 風向は北西~西 凪の可能性は10%弱。 嵐の可能性0に近い。視界は良好であろう。海流は殆ど無視して良い。
アフリカへ向かうから、暑くなる? 昼間は快適、夕方になると冷えてくる。夜は厚手の合羽を着ないと、寒さを感じる。
予定通り、翌朝夜明けと共に、右前方にランドフォール。岸沿いにアフリカ・地中海沿岸を眺めながらビゼルテ港へ。
右前の方向へ、陸地が見えて来ました。
最初の土地へ着く時は、何時でも興味、期待が湧いてきます。
右舷側へ、チュニジアの国旗を揚げ、敬意を表します。
左舷側には、Q旗を揚げ、国外から入港したばかり。
CIQ(税関、出入国、検疫)ガ必要である、表示の旗を揚げます。どの国でも最初の港では、この手順です。
山肌が出た、荒れた土地。自然が厳しそうです。
灯台の確認、地形などで、予定した位置へ到着を確認です。
段々と人家が増え、家の佇まい、建築様式色々と観察、興味があれば、何処へ着いても、退屈しません。
平地が多くなり、人家も増えて来ました。
以前は建築材料が現地調達、自ずと家の形も同じようでしたが、物の流通、調達が容易で、色々の面に変化が出てるように感じます。
手漕ぎの漁船から、大馬力の内燃エンジンへ。漁法も替わります。
波止場に緑の灯台。入港時緑を右に見るーしっかりしてます。
よく見たら、釣り人が1人。 海があり、人がいればどこでも同じ?
漁船、灯台、港。活気を感じます。
調べておいたデータと、間違いは無いようです。
ヨットクラブらしい所が。
や~静かな所だな。
この現地の2人はクラブの人。ヨットが近付くと待っていて、係船の手伝い。
1本の埠頭。巡視艇も一緒の埠頭です。
先端のヨットはドイツからのヨットです。
陸側の風景。クラブの倉庫。小型の漁船も混じって。
埠頭の風景。実に安全です。
陸に延びる通路は、漁船の係留場所。
突き当りの建物はクラブの建物。
CIQ、不案内の土地で事務所を回る、時によると半日かかる、そのような必要は無く、このように出向いて来る。袖の下? 必要ありません。 紅茶を1杯づつ。
巡視艇(日本の保安庁)は各役所の職員で構成。
巡視艇は時々出掛ける様子。
港へ入り左側は商業港。 右側はこの様な所。街は意外と近い所に。
港内の奥から水路が伸び、奥の大きな湖?へ続きます。港から水路の橋を望む。
予定はさらにTunisまでクルージングの予定でしたが、ビゼルテへ到着後、天気待ちで日を過したため、計画変更。
イタリー領・Pantelleria島へ向け出発。
短い滞在でしたが、静かなたたずまいの街で、違う風習のいちぶに触れることができました。
チュニジア、最北東端近くの島。 灯台よ有難う。さらばです。