イスタンブール・ボスポラス海峡
イスタンブール・ボスポラス海峡・クルージング
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- トプカピ宮殿 -
- 4本の尖塔・スレイマニエ・モスク -
- 6本の尖塔・スルタンアフメッド(ブルーモスク)・モスク -
- ガラタ橋 -
- 客船桟橋 -
- フェリー桟橋 -
- ヨーロッパ側 < フェリー > アジア側 -
- ボスボラス海峡 -
トルコ観光局発行のパンフレットから抜粋。
イスタンブール・ボアズ(ボスポラス海峡)
イスタンブールに滞在するならば、ボスポラス・クルーズ を抜きにすることはできないでしょう。これはアジアとヨーロッパを隔てて蛇行するボスポラス海峡をめぐる船旅です。海峡の沿岸には過去と現在、そして絢爛豪華さとシンプルな美しさとの素晴らしい対比を見ることができます。岸辺近くにはヤルと呼ばれる木造の家屋が立ち並び、すぐ隣には近代的なホテルがそびえたち、大理石の宮殿と飾り気のない石の砦が隣りあって並んでいるかと思うと、優雅なヨーロッパ人居住区の隣に小さな漁村があったりするのです。
タカマミは、
アタコイ・マリーナから岸伝いに北上し、フェリー乗り場、湾を左に見て、ボスボラス海峡を北上。
黒海への玄関、Poyraz で錨泊、翌日海峡を南下、アタコイ・マリーナヘ。
大略の距離は
マリーナ >宮殿沖まで 約10km
宮殿沖 >第一大橋 約5.7km
第一大橋 >第二大橋 約5.6km
第二大橋 >黒海へ出口 約18.5km
ボスボラス海峡の潮流は、常に黒海からマルマラ海、エーゲ海へと流れ、平均4ノット前後、風はこの季節、夏の前後は北寄りの風が多い。北寄りの風は、同じ方向へ潮の流れも増します。黒海へ向かうヨットにとっては全く不利です。
少なくとも無風に近い天気予報を待ちます。途中天候が悪くなれば、色々と対策が取れるので、その点は楽です。海峡の最深部は70m前後、岸寄りも、比較的障害物は少ない。緊急の場合は対処し易いセーリングです。
説明、コメントは出来るだけ控えてますので、54枚の写真でどうぞ。
アタコイ・マリーナから出て、岸伝いに北上、前方にブルー・モスクなど。
両モスク合わせて10本の尖塔が重なり合って。何処から見るかで本数が変わります。
海峡内、入り口近くは、錨泊出来ず、離れて錨泊してます。
この付近特殊の船。殆ど白大理石などの運搬に使われます。
更に、繁華街沖方向へ進むと、両モスクとミレットが鮮明に。
6尖塔のモスクはスルタン・アフメッド モスク。 通称、ブルーモスク。
4尖塔のモスクはスレイマニエ・モスク。またの名、ハギアソフィア。
綺麗さで有名なスレイマニエ・モスク。
歴史的由緒ある地域の海岸を北上です。
次3面:
トプカピ宮殿(Topkapi)の姿。
左カーブの岸沿いの、宮殿の北側。左岸奥に、フェリーと桟橋。
先ほどの画面の先、湾内へは余り入れません。右旋回して湾を出る時、右後ろ、宮殿側の岸壁。前絵の船が見えます。
海峡の北方向を見る。
右、アジア側に、フランスの軍艦が停泊中。一般の商船はこの辺へは停泊できません。
左沿岸風景。
第一ボスボラス大橋へ接近。
次2面:
歴史的建造物。ドルマバフチェ宮殿?
ドルマバフチェ・モスク。 水面に写る姿と共に素晴らしい。
クルージングのヨットに出会ったのはこの1隻だけ。
歴史的建造物があるかと思うと、この様な風景も。
通過後、大橋を振り返る。
少し凹んだ沿岸には、トルコ独特の帆船などが多数繋留されてます。
比較的、小型の観光船。 多くの観光客が乗ってます。
ボスボラス第二大橋と城壁。
木材を使った古来の建築も見れます。
次4面:
ルメリ・ヒサール城壁。近くを通過するとき受けた感激は素晴らしい。
水際まで、側を通過の時の偉容感は形容しがたい。
第二大橋を通過前に、アジア側を見る。
向こうにはアナドル・ヒサール城壁があり、此方と対に。
この大橋は、日本と深い繋がりがあります。
この画面の手前水面に気付かれました? 潮流の早い証です。
現在は係留中。時代を感じます。
市街から離れると、雰囲気も変わります。
アジア側の曲がりの内側、凹みには、海軍関連の施設が。
段々と海峡出口へ。左側黒海への先端の岬。
エーゲ海、マルマラ海に比べやはり気温は低く。
行く手右の岬がアジア側、海峡の北端、そこから広くなります。
一部凹みには、黒海で漁をする漁船が。
海峡出口、黒海です。 海水は黒い?
地図で見ると周囲を陸地に囲まれた海ですが、海峡の両北端迄の土地以外は、水平線です。
反転して、今夜のお宿へ。 アジア側最北の凹みに、格好の錨地を見付け、錨泊です。
錨地は静か。 陸では宿舎のような建物が少し。軍関係の駐屯地の様子。
やがて! 4隻のディンギー(ゴムボート)を、それぞれ担いだ兵隊さんらしき一団。
海に浮かべ、分乗してタカマミ目がけて、突進して来るではないか!
あれー! なにすんのー ?
近くで止まり、全員水の中、ディンギーを裏返し、潜りその中へ、全く人影なし! 見えているのは、ひっくり返ったボートだけ。
素晴らしいショーを見せていただきました。
翌日の復路は、黒海から流れ出る流れに乗り、早いこと!
クルーも任しといて!
水路の曲がり部分。潮流の替わり、渦巻きなどの起こる所で、漁師が魚釣り。見てると小アジを釣り上げている。
そこでタカマミも参加。 暫くして、気付くと、その辺は軍艦の基地への水路、なんと軍艦が我々の避けるのを待っている。直ぐ近くを通り過ぎ基地へ入っていった。
クルーのがネコしきりにお辞儀して、ごめんなさいの姿勢を。
その時の釣果がこの通り。新鮮です。
やがて、第一大橋が視野に。 見難いですが、橋の交通量は凄い。
正面やや左が、宮殿、ブルーモスクなどの方角。右手沿いに行くと、大型船桟橋方向へ。
混雑してないようですので、客船桟橋に沿って、見物。
次4面:
客船桟橋へ係留中の姿をどうぞ。
客船桟橋に沿い中へはいると、橋へ。
向かいにフェリー桟橋、観光船桟橋など。モスクの尖塔などが見えてきました。
左端を回るように南下、アタコイ・マリーナへ。
宮殿の側、岸寄りに南下中、像の主は判りません。
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