コリントス運河
コリントス運河 南から北へ、タカマミの通過
地図、左目盛りで伸縮。 右上、地図 > 写真又は両方へ。 グリップ > 地図の移動。
- コリントス港 -
トルコ、エーゲ海のクルーズの後は、アテネ・カラマキ マリーナでは余りにも騒々しく感じます。 買い物は不便、けれど車で行商がやって来るのが便利。品数は多く、食料品は十分間に合いました。少し値段は高いよとか。喧噪な街へ出掛け、買い物、提げて帰る労苦は、暑いときは意外とくたびれます。
1夜のお宿の後、アテネにさよなら、西へ向かいます。 コリントス運河では北へ向かう。
首都アテネから80km余。多くの観光客が訪れ、多くの世界遺産がある、ペロポネソス半島への入口に位置する、コリントス運河。予想していたよりも、スリルを感じる通過でした。
コリントス運河:大略
長さ:6.3km 巾:25m 喫水:7m迄 橋桁まで:52m 最高面:76m
特徴:地質はLimestone(石灰石) 短い定期的に、浚渫作業が必要。
狭いため、大型船は駄目。 可能な観光船などは、タグボートで曳航通過。
潮流:運河を挟む海域で吹く風の方向に左右され、最大、1~3ノット。
交信:VHF 11CH。 フラグポストに信号旗。
アテネから到着です。 南端では右側だけに防波堤。運河が見通せます。 中へ入り左側岸壁へ横付けしました。
コントロール、事務所。 どちらの方向からでも、この事務所へ立ち寄り、通過料の支払いなど。
下が事務所です。
距離あたりの通過料金は世界最高とか。
この様に横付けです。左波止場が接近時、右側に見えた波止場。岸壁は荒々しく注意が必要。
この時点で、今日の通過無しとか。 運河内で一部崩れたところが出て、臨時浚渫作業のため。
時間の余裕が出来たので、周囲を散歩、その様子をどうぞ。
施設内の信号旗タワー。 現在赤旗が出てます。 進入通過禁止。
運河事務所、本館。 コントロール、タワーの内側。
運河、南北両端に、運河を横切る道路がそれぞれあります。
船が通るときはどうするの? 跳ね橋、回る橋、引き込む橋 ???。
この橋、下へ沈み、結果的に橋は無くなり、水路が出来、船を通すんです。
現在までに、運河のゲートを100ヶ所以上通過しましたが、この形式は初めてです。
付近の環境です。
先程の、運河へ架かる橋を通り対岸から。
運河へ架かる橋の上から、撮りました。
散歩も終わり、事務手続きも終わり、ノンビリの刻です。
運河の波止場内は、作業船などで落ち着かない。波止場の外へ出て北寄りの湾内、ブイを見付け繋留。周囲は高速道路、工場群。いままでの環境とは天地の差。
アテネ方面から大型の観光船、運河の岸壁へ繋留、運河見学を船上から。
やがて、来た方向へ帰って行きます。
翌朝、運河の入口へ。運河内を通過してくる対向船。
対向船の通過は終わり、信号塔の信号旗はブルーへ替わり、コリントス運河の通過です。
本当に通れるの? 崩れそう? 生き埋め?
色々の声の中、通過です。
次9面:ノーコメントでどうぞ。
やっと地の底から出たね! 声が聞こえた?
北側の道路に架かる橋。 中程が沈んで水路の底へ。。
運河北側の事務所を通過
生き埋めにならなくて良かったね! 若い人は先が長~いんだよね。
運河を出て左へ、近い距離にコリントス港。お邪魔して、コリントス遺跡へお参りです。
強い風が吹けば、飛沫を浴びる岸壁ですが、繋留の時地元の人がスペースを見付け手招き、繋留の手伝い。
アノネー、 チョツト待って! やはり以前は船乗り、日本へ来たことがあるんだ。 ギリシャ人から日本語の片言を聞くことが多い。
小さい港の近辺は、砂浜が多く、大勢の子供が水遊び。
周囲は公園で、静かです。
コリントス遺跡、観光の件は省略です。
a:3627 t:1 y:1