コルフ島 さらばギリシャ
コルフ島 さらばギリシャ
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- パクソス島 -
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- アドリア海 -
- イオニア海 -
明るく荒れてないパクソス島を離れ、ギリシャで最も西欧の影響を受けている島、コルフ島へ向かいます。
真昼を過ぎ、太陽は左寄りから。向かいにコルフ島がハッキリ見えてます。この程度の大きさの波から、大きくなると、乗り心地は良くないです。
コルフ島の東側、イオニア海側に比べ、島影で快調なクルーズです。
太陽は西に傾き、島方向は強い逆光で写真の撮影に困ります。
ヨットでは良い景色の時、2度と来ないであろう海域で、逆光になると、一番悔しい思いです。
次4面:
コルフ島東海岸を北上、海上からの風景です。
西欧化されたコルフ島は、何処の係留施設も異常に混んでました。
繋留後、陸上から撮った繋留岸壁です。 向かって一番左がタカマミです。
この地で、夜中突然、突風が左横から吹き、錨が曳け(把握力が無くなる)突端側へ振られるように、押しやられる状態になる。最終的には、外側へ錨を入れ直し、落ち着く。
突堤の内側の海底は、岩盤の上に浅い砂の層、走錨しやすいところと判明。
所々に城壁跡がありますが、周囲は西欧化の波で、実用化され魅力は薄いです。
整備された公園はギリシャとは縁遠い感じです。
コルフ島で出国手続きを終え、事務上はギリシャを去ります。
左コルフ島、右はアルバニア。アルバニアとの国境の通過は、最も注意が必要な海峡。侵犯容疑で連行され、没収の事件があります。
色々なフェリーに出会います。 色形、様々が注意を引きます。
大陸、アルバニア側。 目に付く人家、船舶は見えませんでした。
同海域のコルフ島側の風景。
間もなく海峡をでます。緊張が解れます。海面は静かで滑るように。
海峡を出ると、条件は違うと想定します。
海峡を出て、海面は荒くなったが、適当な風が吹き、セーリングで揺れも押さえられます。
そして、ギリシャ領最後の島、今晩錨泊予定の島が近付きました。
この海域は、夏期、靄が多く島の視認に困る事が多いそうですが、今日はくっきりと。
オソニ島の南東の風景です。
島の南海岸、南側を防波堤に囲まれた、砂浜を持つ、静かな湾です。
出国手続きは終わっているので、陸へは行きません。
翌日早朝、事実上のギリシャへ、おさらばしました。
未だ朝日の昇る前、出港。 振り返ると島の側を客船が通過中でした。
今、アドリア海へのクルージングの思いを振り切ります。海域の正規のチャート、データは揃っているのですが。
朝日の昇る前の、明るい空を背景に、ギリシャ最期の島、オソニ島の輪郭がくっきりと、思い出の中に。
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