マルタ島へセーリング
マルタ島を海上から眺めます。
マルタ共和国。我々日本人には、馴染みの少なく、場所も分かり難い所。3つの島で構成され、南東の島・マルタ島に首府・バレッタがあります。(地図参照)
やはり古くから、覇権の争いの場となり、その名残りに、島は石の要塞、教会の尖塔が多く目に付きます。方や、植物、泥、土が驚くほど少ない事。
マルタ島の東北に面して、バレッタを挟み2っの湾があり、北側の湾へ進入、右の2っ目の湾を進むとヨット・パークがあり、訪れる多くのヨットが係留してます。
此処の港は実に危険で、東よりの風が強い時は、波、うねりが押し寄せ、湾内に係留中の船舶は、サージング(波、うねりの影響で、船体が弄ばれる)で陸へ叩きつけられる事故が多い。
タカマミが着いた何日か前、近くの岸壁で、陸へ付き過ぎていたヨット、サージングで船尾を壊し、沈没の事故。
東西陣営の融和のきっかけとなった、米露首脳会談が当地で行われた時、護衛に来ていたアメリカ艦船は、危険を感じ港外へ逃げ出した、経緯があります。
注:地図左側のメモリをカーソルでグリップして動かせば、縮尺が変わり、より広くも見えます。
マルタ共和国、一番北の島の西に面した、切り立った海岸。 西側海岸はこの様な連続。
次7面の写真:
島の間を抜けマルタ島の東側え出て南下。
その間の海岸の様子を見て下さい。 全部岩盤の上に建っています。 教会の塔の多い事。
地盤沈下?と感じられます。
海岸の近く、磯の上でも商売です。
バレッタの大聖堂の塔が見えて来ました。
右手の水路へ入って行きます。
湾の入口を通過中。
左がバレッタです。
北の2っの島へはフェリーも。
バレッタの向かい湾の北側にも要塞跡。
どちらを向いても、石だらけ!
バレッタ側、奥に進むとこの様です。
2番目の湾へ入って行きます。
奥へ進むと、右奥に、ヨット・パークと云われる岸壁があり、そこへ係留です。
CIQ の建物は歩いてゆける距離。
東寄りの嵐では、この場所でも油断できません。岸壁から少なくとも、3m以上離します。
直接、燃料補給出来ないので、近くの給油所から、ポリで運びます。 珍しくここでは植物が。
この時は、ポリで200L補給。 給油所の人が車で運んでくれました。
2隻のヨットの人達が訪ねて来て、雑談です。
補給、整備、観光も終わり、ギリシャへ向け出帆です。 改めてペシャンコの島の感を。
沖では艦艇が忙しそうでした。
この様な物がいなくて済む、世であって欲しい。と感じつつギリシャへ向けてセーリングです。