ミケーネ観光
ミケーネ観光
ギリシャ過去の文明を、石ころと感じる方は、見られても無意味ですよ。
ナフプリオン港へタカマミを係留して、ミケーネへの観光です。今回は途中の街、アルゴスで乗り換えてのバス利用で、途中の街、公衆の乗り物など、少し疲れますが、タクシーとは違った、味わいです。
BC15世紀頃栄えた、ミケーネ文明の拠点、少し南、同じ頃栄えたティリンスと共に世界遺産に指定されている当地の様子をどうぞ。
訪れたのは、4月の晴天の下ですが、上から陽光、下から照り返し、相当の体力を必要とします。アテネから比較的近い事もあり観光客が多い所です。
ミケーネ王、アガメムノンがトロイと争ったトロイ戦争の話は、ホメロスの叙事詩でも語られ、トロイを発掘して立証した、シュリーマン博士によって、ミケーネも発掘され立証された事は知られています。
スケ自身も、ホメロスの叙事詩の翻訳物を、永年の愛読書としてよく読み、これらの遺跡を訪ねるのを、楽しみにしているわけです。
ギリシャにしてはこの建物群、独特です。
観光へ出掛ける前、3人娘も元気です。
バスの乗り換えの街、アルゴスの風景。この付近は西暦紀元前の遺跡が多い地域です。
乗り換えの間に、アルゴスの街を詮索していたネコが撮った写真、雑貨店で。未だにこの様な籠が販売されていて、生活の一部が察せられます。
ペロポネソスはバス網が発達してます。この地方の路線バス。
アルゴスからミケーネへ行くバスの車内風景です。
ミケーネの遺跡は手前、色の茶色っぽいく見えてる丘です。
反対側はこんな景色、地形の所です。
ミケーネ文化は一名、巨石文明と言われるほど、大きな石で築き上げています。アルゴスの近くティリンスの遺跡も同じく巨大な石で築かれています。
古くから、この地方では、侵略、被侵略の争いが多く、堅固な城壁が作られたようです。厚い石塀の中にも、部屋を作るなどの構造も見られます。
有名な獅子の門の内側です。立ち上がった2頭の獅子の像が入り口の上に。砦には此処からしか入れません。
獅子の門から入り、内側直ぐに右側円形墳墓の近く。大きな石を積み上げている様が判ります。
円形墳墓そのものです。
内部には6つの竪穴式墳墓があり、19の遺体が見付かったそうです。
上の画面の近く看板が。下が英語で標記です。
内はこの様です。アガメムノン王の黄金のマスク(アテネの博物館内に展示)などが見付かった付近です。
城壁内は、立体的に、ご覧の通り複雑な場所もあります。
興味ある事が一つ。水はどうしたんだろう?
ありました、真っ暗な狭い階段を深く深く降りた所に、湧くのか又は流れ込むのか、水が溜まってました。
此処が水場への入口でした。
王座など、貴重な部屋などがあつた所にこの看板。
一名、メガロンと呼ばれてます。
上画面の近くです。
アトレウスの宝庫
中には、特殊の形の墳墓・蜂の巣型墳墓と呼ばれています。
中心部から少し離れています。
同入り口の内側。
城壁の裏側壁面の辺り。
未だに細々と、発掘作業が続いてました。
遠くからはこの様な形状です。
バス停近くの様子です。
実は此処まで帰らないと、直射日光からの影がなく、実に暑いのです。此処では木陰があり皆さん一息です。
この様子で遺跡の様子が察しられると思いますが。
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