詩人ホメロスの雄大な叙事詩を辿る。
詩人ホメロスの雄大な叙事詩を辿る。
詩人ホメロスの雄大な叙事詩、オデュッセウスの冒険物語に惹かれギリシャ領・イタケー島, 英雄 オデュッセウス の故郷へ寄り道して来ました。
イタケー島東海岸を北上、北端を廻り、ケファリニア島との間、海峡を3km南下すると、左手に小さい湾、ポリス湾。古代港の痕跡があると言われます。
村には居城跡と云われる所に、オデュッセウスの胸像が。小さいですが、郷土博物館があり、発掘される遺品を、学校の先生が管理、展示していました。出会った住民、管理人の親切さが記憶に残ります。
ポリス湾へ着きました。 他に2隻のヨットが沖合に停泊中でした。
この湾に、古代港の形跡が残っているそうです。
漁船の繋留場所から山の上の村へ舗装無しの、葛折りの道を登ります。
村へ着きました。 大きなオリーブの木が目立ちます。
オデュッセウスの居城跡にこの胸像が。
村は農業、牧畜、漁業 で生活の様子。 観光客は少ないとのこと。
長閑です。
この人、未だに巻き上げ式の井戸水汲み。 後ほどお会いしました。
高台から見眺めた風景です。浜辺近くへ寄れるのが、タカマミの特技です。
山上の村から見た湾の風景。微かに向かいの島ケファリニア島が。
村の一部から、反対側の湾も。 こちらは東向きの湾で、停泊には向かないです。
この人、主人と共に学校の先生。後ろに見える郷土博物館の管理人兼。着いたとき閉門の用意をしてましたが、嫌がらず、喜んで見学と、色々な話を聞かせて下さいました。だけど、大のA国嫌いとか。
先程水汲みをしていたご婦人。 木から採った葡萄を、頂きました。美味しかったです。 隣の島共にワインの産地と言われるわけが判ります。
北側の湾も微かに見えます。 その海岸側から、青銅器時代の陶器が見付かり、古い時代の検証にもなっています。
海岸へ降りるときは、反対側を降りました。その途中の風景です。この平野から色々考古学の資料が発掘されてます。
海岸でお会いした家族。 ネコは何語で話してるのやら。
この土地のお会いした人は、比較的横幅があり、がっちりの人が多いと感じましたが。 何せ人なっこい土地柄です。
この地への観光客は少ないそうですが、余り多くなると、静かな暮らしの村人のペースが乱されるかも。
など思いながら、北へ、小泉八雲の生誕地の島へ舳先を向けました。
海峡を出るまでの、向かいの島、ケファリニア島の小さな湾は、落ち着いたリゾート地です。
a:2313 t:1 y:0