ナフプリオンへセーリング
アルゴス湾を北上、ナフプリオンへ
ペロポネソス半島全図はこちら
ポートケリー港で預けていた、タカマミを受け取りセーリングを再開です。
預けていた間に盗難に遭いました。
メイン・シートロープ、スピネカー・ロープ 上質のものだけ盗る。預ける人との合意で、ライフラフト1式鍵を外し、メンテを依頼していたもの、の盗難。
教訓は?
イギリスの著名なCRUISING 雑誌の紹介などでも信用できないこと。
やはり責任を持つ、法人関係に保管を依頼する事。
文書で責任の所在を取り交わすこと。
個人的に近い依頼は、絶対やらない事。水掛け論になる。
中年のドイツ人カップル。 タカマミと同じ保管人にモータークルーザーを預けていた。
同じ時、ドイツから到着、岸壁で困った様子。聞けば、フロントガラスを破られ、レーダーなど無線機器全部盗難に遭ったと。
当地でどれだけ被害にあった人達がいるのでしょうか? 疑問を持ちました。
日本で生まれ、育ち、習慣など、国外では戸惑い、間違われ易い事があることに留意してます。特に長期に女の人を伴って、国外で過ごすときは特に注意します。ニュース、情報に出てこない海外での女性のトラブルは驚くほどです。当該国は事件を発表しない!
アテネで新人クルー3人娘と落ち合い、ネコを合わせ、総勢5人でギリシャ>トルコ>ギリシャ>イタリー>フランス>スペインへの半年間、セーリングの開始です。
3人は、社会人で定職で働いていたのですが、休職、退職でセーリングへ参加です。 日本を発つ前に、御家族とお会いして、特に、何事も自己責任である事の了解を頂き、引き受けました。
3人娘の希望で、前回セーリングした海域と重複している所もあります、ご了承下さい。
トルコの南部など、チャーターヨット等多くの混雑する海域を避け、エーゲ海、ダーダネス海峡、マルマラ海、ボスボラス海峡、黒海入り口迄、折り返し、地中海北岸をスペインへ向かうセーリングです。
ギリシャ・アテネのピレウス港の風景です。繋留されているクルーザーは、さすがに1級品が多いです。 この中には多くのチャーター用の物も多いです。
この港から、島々へのフェリー・水中翼船がでます。
ポートケリー港へ到着、タカマミを受け取つたスケ。
ポートケリー港内、近くの岩場にはイカなどノンビリした所。
クルーのネコは、各地で草花を撮るのが趣味です。
ペロポネソス半島、東に出ている半島の南根っ子に、アルゴス湾、湾の奥へ北上するとナフプリオンがあります。
ギリシャ独立後、一時ギリシャの首都であり、歴史上も主要な地であり、ミケーネ観光にも便利ですので、寄り道ですが、舳先を当地へ向けました。
3人娘は、未だ神妙です。期待? 後悔? ?
パラミディ城のある山並みが右手に。
先端にパラミディ城が良く見えてきました。
先端部分にベネチュア人が築いた城壁跡が見えます。
同上、北側から見る。最近開発業者が手を入れているとか。
右波止場と灯台。 左やはりベネチュア人が築いた要塞・ブルジ島。
ブルジ島。 付近を彩る、重要な島とか。
パラミディ城が正面。左右に広く岸壁。
パラミディ城が正面。 岸壁は実に広々でシンプル。
岸壁の広場。 この建物群、何の変哲もないが、18-19世紀からの伝統がある2~3階建て様式だそうです。
大きな街で、こんなに広々した岸壁は、初めてです。
この日は、波止場の外側で、チャーターヨットの手入れ中でした。
クルージング中のヨットは3隻だけ。
ナフプリオン港の夕暮れです。
翌朝朝日を浴びたブルジ要塞の島。
次9面の写真。 市当局が薦める、パラミディ城からの写真とパラミディ城での写真です。
左上:ブルジ島。 岸壁に微かにタカマミが見えます。
アルゴス湾最北部の様子です。 中央右寄りから微かに波止場が見えます。港の内は実に広々としてます。
港東部の様子。
更に上の写真の内陸部。
街から、1000段の階段を登った,パラミディ城からの眺め。
日本、四国の金比羅宮の階段より道幅は狭い、1部片方は断崖、ずっと急勾配でした。
次4面:パラミディ城の様子をどうぞ。
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